部屋の雰囲気を大きく変えたいなら「アクセントカラー」に注目しよう!

公開日:2023/05/15   最終更新日:2023/04/05


今暮らしている部屋の印象を大きく変えたいと考えている方は、アクセントカラーに注目してみてはいかがでしょうか。アクセントカラーを活用することにより、さまざまな効果が与えられ、部屋の印象も変わります。リフォームする際には、その成否を決める可能性も出てくるのです。そこでこの記事では、アクセントカラーについて徹底解説します。

アクセントカラーとは何か

アクセントカラーとは、ファッションやインテリアにおける色彩計画する際の強調色です。アクセントカラーを小物や家具、そして壁紙に取り入れることで、よりおしゃれに、そして引き締まった空間にできます。

アクセントカラーは、ベースの色や配合色であるアソートカラーの対比になる色であり、基本的に高彩度でピンポイントに取り入れられます。したがって、全体的に取り入れるのではなく、部屋全体の1割程度に導入されるものです。

アクセントカラーの目的

カラーコーディネートの中で重要な色の役割は、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーで異なります。ベースカラーとは部屋の大部分を占めるもので、メインカラーはコーディネートのテーマとなります。

アクセントカラーはほかのカラーを際立たせる目的で使われるもので、空間全体にメリハリをもたらす目的で使われます。殺風景な部屋をおしゃれな空間に変えられるもので、インパクトのある色合いを選ぶケースがほとんどです。

色が与える効果とは

部屋の印象を変えられるアクセントカラーには、いくつかの効果があります。とくに色合いによって効果が異なる特徴があるため、まずはそちらを把握したうえで、どのカラーをアクセントカラーとして取り入れるのか決めるとよいでしょう。

寒色系の効果

寒色系の色合いとは、クールなイメージを持った色であり、ブルーやパープル、グリーンなども入ってきます。

寒色系の色をアクセントカラーとして取り入れることで、暖色系の色をアクセントカラーとして使うよりも、部屋が広く見える特徴があります。たとえば圧迫感のある部屋に寒色系のアクセントカラーを活用すれば、広々とした印象が出てきます。

感じ方は人それぞれですが、寒色系をアクセントとして使うことで、10センチから20センチも部屋が広く感じられるといわれています。おしゃれ感も高まり、清楚な印象も出てくるので、部屋のイメージを変えたいときにおすすめです。さらに夏場には、部屋が涼しく感じるような効果も期待できます。

暖色系の効果

レッドやオレンジ、イエローなどの明るいカラーのことを暖色といいます。暖色系のカラーには温度感が強くあり、温かみがあります。アクセントカラーとして用いることで、冬場は寒さを感じにくくなるでしょう。

さらに集中力を高めるような効果も期待でき、やる気を向上させる効果も期待できます。したがって、リモートワークなど家で作業する機会が多い方は、積極的に部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。

一方で、寒色系とは異なり圧迫感が出てきます。したがってアクセントカラーとして用いることで、部屋が狭く感じられる恐れもあるので、狭い部屋に用いるのはおすすめできません。

アクセントカラーをうまく取り入れてリフォームを成功させよう

リフォームする際はチャンスです。アクセントカラーを随所に配置することで、部屋の印象もガラッと変わるでしょう。ただ、その前に知って置かなければならないのが、アクセントカラーの選び方と取り入れ方のコツです。

アクセントカラーの選び方

そもそもアクセントカラーは目立たせるための色であり、メインカラーとサブカラーがどのような色であるかチェックしましょう。それらの色と比較して目立つ色を選ぶようにすると、アクセントカラーとしての効果をうまく発揮してくれるはずです。

少し難しい話になりますが、色には色相・明度・彩度があるので、そのうちメインカラーと2つ以上が異なるアクセントカラーを選びましょう。

アクセントカラーの取り入れ方のコツ

その部屋が北向きなのか、それとも南向きなのかで決めるのが非常にシンプルです。南向きの部屋であれば、太陽光が入りやすいので暖かくなりやすいです。とくに夏場に関しては暑くなることも多いので、寒色系のアクセントカラーで涼しさを演出しましょう。

一方で北向きの部屋は、太陽光は入りにくいため寒くなりがちです。とくに冬は暮らしにくいでしょう。そこで北向きの部屋に暖色系のカラーを取り入れ、部屋に温かみをもたらすのがおすすめです。

また前述したように、部屋が広いのか狭いのかでアクセントカラーを決めるのもよいでしょう。殺風景で広々としているなら暖色系、部屋が狭く雑多な状態であれば寒色系を用いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

部屋の雰囲気を大きく変えるアクセントカラーに注目してみました。アクセントカラーには、暖色系や寒色系があり、それぞれ効果も異なります。どの色を取り入れるのか決める際は、部屋の印象をどうしたいのかを考え、部屋の広さなども加味して検討しましょう。とくにリフォーム時には、アクセントカラーが極めて重要です。アクセントカラーを変えられるチャンスなので、工務店などとも相談し、どのようなカラーを取り入れるのかじっくりと考えてみてください。

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