使いやすくて簡単!間仕切り設置リフォームで可変性のある間取りが叶う!

公開日:2022/10/15  


部屋の環境は家族構成によって変化します。小さい子どもがいるときは広い部屋が必要ですが、成長するにつれて個室が必要になる場合があります。そういった場合、部屋を増設するのは大掛かりな工事が必要です。一方で間仕切りを設置すると部屋を簡単に分けることができます。ここでは間仕切りのリフォームを行うメリットなどについて紹介します。

間仕切りリフォームを行うメリット

ここでは間仕切りリフォームを行うメリットについて紹介します。間仕切りリフォームを行うメリットについて一緒に確認しましょう。

子ども成長に合わせて部屋の環境を変更できる

小さい子どもがいるときは、子ども二人で一室を使う場合があります。しかし、子どもが成長してくると子どもたちは徐々に個室が欲しいと思うようになります。とくに性別が異なる兄妹がいると、よりプライベートな空間を求める傾向にあります。そんなときに間仕切りリフォームは有効な手段となるでしょう。

すでにある部屋にカーテンや戸を設置すると個室が完成するため、子どもの成長に応じて間取りを変更することが可能です。工事方法によっては子ども達が家から巣立っていったときに、元の部屋のレイアウトに変更することも可能です。

ライフスタイルに応じて部屋を調整できる

ライフスタイルが異なる家族がいる場合、間仕切りをリビングや寝室に設けることで、生活音や照明を遮断することが可能です。一例として夜勤の仕事をされている人は生活スタイルがほかの家族の人と異なるため、間仕切りを設置することは有効です。また、テレワークなどで自宅に仕事をするための書斎が必要な人は、間仕切りを設けることで書斎スペースとして区切ることもできます。

赤ちゃんの事故防止

赤ちゃんが成長するにつれてハイハイなどで移動ができるようになると、階段などの段差がある場所で転倒・転落事故するケースが多々あります。階段などの危険がある場所で転倒・転落リスクを減らすために、間仕切りで侵入できないようにできます。

間仕切りの種類

間仕切りにはさまざまな種類があります。目的に応じて間仕切りを使い分けることをおススメします。

引き戸タイプ

引き戸タイプは、部屋に間仕切りを設置するときによく使われるタイプです。引き戸タイプの種類には片引きや引き違い戸、引き分け戸などがあります。

折れ戸タイプ

複数ある扉を折り畳むことで開閉するタイプのものです。扉を折って端に寄せ、フルオープンとすることも可能ですので、部屋を開放的に使用することもできます。

そのほかのタイプ

壁に突っ張り棒をしてカーテンで間仕切りをする方法もあります。また、日本家屋など使用されているふすまや障子を設置する方法もあるので、部屋のデザインによって間仕切りを変更することも可能です。

間仕切りリフォームの費用とコストを抑える方法

間仕切りを設置するためにいくらコストが必要かご存じでしょうか?なかには「安く設置したい」と思う人もいると思います。ここでは間仕切りリフォームのコスト、間仕切りリフォームのコストを抑える方法についても紹介します。

間仕切りリフォームのコスト

「間仕切りの種類」の所でも紹介しましたが、間仕切りにはさまざまな種類があり、工事の設置方法によって「可動式」か「壁の設置」という選択が可能です。新しく壁を設置するときのコストの目安として10万から20万程度といわれています。

一方で可動式の場合は数万から10万程度といわれています。間仕切りリフォームの場合は素材や設置する場所の大きさによって金額が変わるため、金額にかなり幅があります。

注意事項として、賃貸住宅にお住いの人は間仕切りを設置する場合に注意しなければなりません。大家の許可を得ずに設置すると退去時に原状回復費用を請求される場合があります。賃貸の人は間仕切りリフォームをするときにはとくに注意してください。

間仕切りリフォームのコストを抑える方法

間仕切りを設置するのに高額なコストをかけたくない人は「施主支給」を検討するのがおススメです。施主支給とは、施主(自分)が製品を購入し、リフォーム業者に設置のみを依頼することをいいます。自分で製品を購入するため、場合によっては製品を安く手に入れることができます。しかし、設置する場所のサイズなどをきちんと把握しておかなければならないため、ある程度リフォームに関する知識が必要です。

まとめ

間仕切りは家族のライフスタイルや家族環境の変化に応じて部屋の間取りを変更できるため非常に便利だといえるでしょう。間仕切りの素材や工事方法にはたくさんの種類があるため、製品の価格やデザイン、設置する場所の好みによって決めることができます。安く設置する方法もありますが、今回の記事でも紹介したようにリフォームにある程度の知識が必要となります。間仕切りの設置を検討している人にとって今回の記事が参考になれば非常に嬉しいです。

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