リビングを広くしたい方におすすめ!壁付けキッチンの魅力とは

公開日:2022/06/15   最終更新日:2022/07/01


家づくりに欠かせないのがキッチンのレイアウトです。家の中で一番空間が大きいリビングに設置するキッチンは見た目も機能性もこだわる場所ではないでしょうか。キッチンといっても種類はたくさんありますが、今回は壁付けキッチンについて解説します。この記事を最後まで読んで壁付けキッチンの魅力を知りましょう。

空間を広く使いたい人には壁付けキッチン!

キッチンの種類によっては空間を圧迫してしまう場合があります。せっかく広いリビングなのにキッチンだけが目立ってしまったり、導線があまりよくなくなったりしてしまう場合も多いです。そこで壁付けキッチンのメリットについて解説します。

■お手入れの心配が少ない

対面キッチンと比べると壁を正面に料理をするので、油汚れや水はねのお手入れがしやすいです。また、壁が油跳ねや水はねをガードすることによって、床を汚す機会が少なくなります。あまり気を遣わずにキッチンを使うことができます。

■換気扇を付けやすい

壁付けキッチンなので外壁に面した部分にキッチンを設置するので、換気扇を付けやすいです。アイランドキッチンなどでは、換気扇のダクトを通すために一部天井が下がってしまう場合もありますがそんな心配はしなくても大丈夫です。

■窓を付けることができる

壁付けキッチンは明かりを取り入れるために正面に窓を付けることができます。窓を付けることによって明るくなり、換気もできるので一石二鳥です。窓を取り付けられるかどうかはハウスメーカーや工務店に確認しましょう。

■集中して作業ができる

壁に向かって料理を作るので余計なものが視界に入らないので作業に集中できます。また、壁が正面にあるのでこもっているような感覚になれます。

■家事導線が楽になる

対面キッチンのように回り込んで反対側に行くという導線がないので、次に動作に移りやすいです。掃除機をかける時なども無駄な動きをしなくてよいので家事効率がアップします。

■リビングダイニングが広くなる

対面キッチンの場合はキッチンのスペースを作らないといけないですが、壁付けキッチンの場合は壁側にキッチンが寄っているようなイメージなので空間を邪魔することがありません。圧迫感がないのでリビングダイニングを広く使うことができます。

■壁を利用できる

正面の壁を利用してキッチングッズを掛けられたり、棚を付けたりできます。壁を利用した収納も作ることができるので自由にレイアウトができるという点では自由度が高いです。

デメリットも考慮して選ぼう

壁付けキッチンのメリットについて解説しましたが、残念ながらデメリットもあります。メリットとデメリットの両方を知ったうえで自分のライフスタイルに合ったキッチンを選ぶようにしましょう。

■作業スペースが狭い

壁付けキッチンは対面キッチンに比べるとキッチンの奥行きが狭いです。キッチンの前にカウンターがあるわけではないので、一時的に物を置くスペースが少ないです。でき上がった料理や買い物した食品なども置く場所に限りがあります。

■キッチンがすべて見える

壁付けキッチンの場合は作業している時やキッチン自体が全部丸見えになってしまいます。扉はありますが、シンクやコンロ回りまですべて見えてしまうので抵抗がある人もいます。来客がある場合は気になるかもしれません。

■リビングの様子が見づらい

小さなお子さんがいる家庭はリビングやダイニングの様子が見づらいのでお子さんの様子がわかりにくいです。後ろを振り向いたり、横を見たりしないと様子を確かめることができません。常に様子を確認できないので注意しましょう。

リフォーム費用の目安は?

壁付けキッチンのリフォーム工事について解説します。リフォームする場合は「キッチン本体代+施工費」がかかります。これはどうしてもかかってきてしまう金額です。壁付けキッチンはキッチンの中でもかなり価格が抑えられるのでだいたい50~90万円ぐらいだと思っておきましょう。

場所を変えずにキッチン自体を新しいものに取り替える場合はそこまで大きな工事にならないので価格が抑えられます。キッチンの場所を移動し対面キッチンに変更する場合は大がかりの工事になるので価格も大きく変わってきますのでご注意ください。リフォーム会社に希望を伝えて見積をこまめに取るようにしましょう。

安全対策や収納について

壁付けキッチンはリビングダイニングと一体になった空間になるので、ガスコンロの場合は火の扱いには注意しましょう。対面キッチンのようにキッチンだけの空間があるわけではないので火の回りが早いです。火災報知機や煙感知器は建築基準法で付けることになっていますが、いざというときのためにIHコンロにするなどの対策をとりましょう。

また、壁付けキッチンは収納場所が少ないです。カップボードはキッチンの並びに置くか、L時に取り付けるかして収納スペースを確保するようにしましょう。1Fにキッチンがある場合は床下収納庫を利用するのもよいです。

 

今回は壁付けキッチンについて解説しました。最近は対面キッチンのイメージを多く取り上げているメディアが多いですが、壁付けキッチンにはたくさんのメリットがあるということをお分かりいただけたのではないでしょうか。昔から根強い人気の壁付けキッチンは空間を邪魔しないですし、日々の生活を豊かにしてくれる要素がたくさんあります。ぜひみなさんのライフスタイルに壁付けキッチンを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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