リフォーム見積りが高額になりがちな理由とは?費用の内訳を徹底解説

公開日:2025/03/15  

見積もり

リフォーム工事の見積りが思ったよりも高額で驚いた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?新築工事に比べ、リフォームは工事内容や条件が異なるため、どうしても費用が高くなりがちです。今回の記事では、なぜリフォーム工事の見積りが割高になるのか、理由と費用の内訳について詳しく解説します。

リフォームの見積りが高額になる理由

リフォーム工事の見積りが新築工事よりも高額になりがちな理由には、さまざまな要因が絡んでいます。

以下では、主な理由を3つに分けて詳しく解説します。

既存の構造や状態の確認・調整が必要

リフォーム工事は、既存の建物に手を加えるため、新築と異なり、建物の状態を確認した上で工事内容を決める必要があります。

この過程で、予想外の問題が発覚することが少なくありません。たとえば、壁を壊してみたら予期しない配管や電気配線が見つかったり、想定外の劣化が進んでいたりする場合があります。

現場調査の重要性

現場調査は、リフォーム工事において極めて重要です。

見積りを行う前に、工事対象の状態を正確に把握するために、専門的な知識と経験が必要です。しかし、現場調査だけでも時間と労力がかかり、費用が見積りに反映されます。また、調査によって工事範囲が拡大する場合、費用がさらに膨らむ可能性があります。

追加工事のリスク

既存建物の内部状況が予想以上に悪い場合、見積り段階では想定していなかった追加工事が必要になる可能性があります。

とくに、古い建物の場合は構造的な問題が発生しやすく、構造的な問題に対応するための工事費用が見積りに上乗せされる場合があります。こうした予測不能な要素が、リフォームの見積りを高額にする一因となっています。

解体・撤去費用がかかる

リフォームでは、新築工事とは異なり、既存の建物の一部を解体・撤去する作業が発生します。

解体・撤去作業自体が費用を押し上げる要因です。また、撤去した後に出る廃材や廃棄物の処理にもコストがかかります。廃棄物処理は、法律や環境規制に従って行う必要があり、加えて追加の費用がかかる可能性があります。

解体の難しさ

部分的なリフォームでは、他の部分を傷つけないように慎重に解体する必要があります。

部分的なリフォームには、熟練した作業員が必要であり、解体の手間が増えると工事費が高くなります。さらに、建物の構造や素材によって解体作業の難易度が変わるため、場合によっては特殊な技術や機材が必要になることもあります。

廃棄物処理費用

リフォーム工事では、木材やコンクリート、配管、電気配線などさまざまな種類の廃材が出ます。

前述の廃棄物は、適切に分別し処理しなければならず、手間と費用が見積りに影響します。また、廃棄物処理には、各自治体の規制に従う必要があり、特定の素材や有害物質の処理には追加料金が発生する場合もあります。

オーダーメイドの工事が多い

リフォームは、依頼主の要望に合わせて工事内容をカスタマイズするケースが多く、さらにオーダーメイドの対応が求められます。

標準仕様の新築工事と違い、リフォームではひとつひとつの作業が個別対応となるため、手間と時間がかかり、手間分の費用が高くなる傾向があります。

既製品ではなく特注品の導入

リフォームでは、既存の空間に合わせて家具や設備を作り直すケースが多いです。

たとえば、キッチンやバスルームのリフォームでは、既製品ではサイズが合わない場合があり、そうだった場合には特注品を導入しなくてはなりません。特注品は既製品よりも製作に時間がかかるため、費用も高くなります。

デザインの自由度と費用の関係

リフォーム工事では、依頼主の好みに合わせたデザインを実現するため、デザイナーや設計士との打ち合わせが必要です。

この打ち合わせには時間がかかり、プラスして設計費用が見積りに反映されます。また、特殊な素材や工法を希望する場合、素材の調達や施工にコストがかかるため、予算が膨らむケースもあります。

リフォーム工事の見積りを抑えるためのポイント

リフォーム工事の見積りが割高になりがちですが、適切な工夫をするとコストを抑えるのも可能です。

以下では、さらにポイントを紹介します。

複数の業者から見積りを取る

ひとつの業者だけでなく、複数の業者から見積りを取ると、費用を比較検討しやすくなります。

同じ工事内容でも、業者によって費用の差が出る可能性があるため、複数の見積りを比較して、自分に合った業者を選ぶのが重要です。

事前調査をしっかり行う

リフォーム前に現場の状態をしっかり確認し、どの程度の工事が必要かを把握しておくのが大切です。

また、事前に発生しうる追加工事のリスクについても業者としっかり話し合い、予算内で収められるよう調整するのが重要です。

標準仕様を選ぶ

リフォームで特注品や特殊な素材を選ぶと費用が高くなるため、できるだけ標準仕様の製品や素材を選ぶとコストを抑えられます。

とくに、設備や内装の変更を最小限に抑えると、見積りを低くすることが可能です。

まとめ

リフォーム工事の見積りが割高になるのは、既存建物の状態確認や調整、解体・撤去の手間、オーダーメイドの工事が関係しているためです。また、予期せぬ追加工事や廃棄物処理のコストなども加算される点から、見積りが膨らみやすいのが現実です。しかし、複数の業者から見積りを取ったり、標準仕様の素材や製品を選ぶと、リフォーム費用を抑えられます。自分の希望と予算に合った工事を実現するために、十分な準備と情報収集を行い、納得のいくリフォームを目指しましょう。

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